期間従業員は底辺じゃない?ふと感じた疑問と結論

期間従業員=社会の底辺 という図式が一部で成立している。今日働いていてふと思ったのが、いやいやここ底辺ちゃうやろ という事でした。最初に告白すると、自分も期間工=底辺と思っていました。でも、そもそもなんで底辺って言われてんだっけ?
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期間従業員=社会の底辺 の誤解

社会の底辺=非正規雇用、期間従業員は非正規雇用だから、期間工=社会の底辺だ。という誤解から来たのだろうと思われます。

そもそも非正規雇用労働者が底辺と言われるのは、正社員への転職ができず、寝る間を惜しんで仕事をするも、年収300万未満、いわゆるワーキングプアだからです。

自動車系期間従業員は底辺ではない理由

年収400万以上は中間より上

年収400万円以上というラインでは中間より上になります。300万円以下の割合が59%を占めているからです。ちなみに2014年統計の平均値は415万円だそうで、期間従業員はここに属する生き物ですね。男性の平均値は514万円らしいので、それから比べると低いですが。

正社員へのステップ

期間従業員は(一部会社では32歳以下などの年齢制限もあるかもしれませんが)、正社員登用への道が開かれています。他業界の非正規雇用に比べてここが大きく異る点となりますね。

これは自社の正社員登用に関する話に限りません。

とりわけトヨタ自動車の期間工に関しては再就職が比較的容易になるのではないか、と思っています。ただし、東海三県以外で。トヨタ自動車というネームバリューは再就職には有利のはずで、勤続年数が1年以上であれば十分にアピールできるかと思います。

福利厚生の充実

トヨタの場合、1年以上の期間従業員は労働組合に加入でき、組合特典も受ける事が出来ます。(加盟店舗での割引等)。居住環境の確保や年休の取得、各種手当や保険もあり、福利厚生は言うこと無いほど充実しています。

それでも底辺と揶揄される所以

何を置いてもライン作業!連続二交代制勤務!キツイ部署はキツイので、離職した方の阿鼻叫喚を受けてのことなのだろうと。現役の人もあまりおすすめするものでも無いですしね。

好んでやるもんじゃない=ブラック=底辺 となっているのでしょう。

どこにあっても「自分次第」ですから、ワープアにうんざりしている場合は再スタートを切るのも有りだと思います。時間の無さや金銭的な余裕のなさは、心の余裕に直結しますから、その余裕を確保するためにも、またゆっくり考える期間としても、一考に値する職場かなと思います。