トヨタ期間工を2年で満了しました!!期間従業員生活を総まとめ!! 2年間で分かった事と良かった事

期間従業員、満了しました!

いよいよ無職になりましたもっちゃんです。これから降りかかってくる税金の通知に戦々恐々としながら、これまでの振り返り。

まずはトヨタ期間工ブロガーとしての雑感

まずはトヨタで良かったな、という事。トヨタだからネタになるし、トヨタだからここまで書いてこられたと思ってます。

(長い間ブログ書いてなさすぎて、何を書いていいか分からない・・・)

何より思うのは、期間次郎さんの凄さ。これがブログやってきて一番感じるところです。初年度はあんなブログすぐに抜き去ってやるぜ!と思ってましたけど、魅せ方とか伝え方とか、あの人はすごいなぁって本当に。愛があるよねあのブログ。情報量でも情報の濃さでも、上回れなかったなぁ。

やっぱり守秘義務を守りつつもしっかり書くところは書くっていうのは難しいんですよね。工場止まって休みになったぜ!とか、こんな事故があったぜ!みたいなのって、やっぱり書くかどうかで迷うし、最後の最後でビビってやめたのも1度や2度じゃないですから。

豊田市近辺の情報もそこまで伝えることも多くなかったし、車持ってないから遠出もできなかったし、そもそも豆腐メンタルだからコメント途中でやめちゃってからはもう本当、期間工ブログじゃなくなった感満載で申し訳ないです。

これから入る人にアドバイス、みたいな上から目線なことばっかりになってしまってましたね。繰り返しますがペーペーです。

期間工の仕事の良かった事

トヨタで良かったパート2。安全に極めてうるさい。もともと工場に勤務する上で怪我だけはしたくなかったから、世界のトヨタなら危険な作業は他の会社より少なかろうと思って入ったけど、それなりに安全が担保されてて良かったです。

危険が0だったかと言われればそうでもないんだけど、それでも「ここが危険だと思う」と声をあげたら軽いフットワークで動いてくれた組の方々には感謝。ガリガリがちょっと筋肉質になった程度で終える事ができて何よりです。

仕事に関しては誰でもできる、という感じの表現をしてたけど、それでも人によってはどうしても出来ない事もあったから、大半の人はできる、の方がいいのかな。

仕事内容は、締め続ける、運び続ける、集め続ける、当て続ける、貼り続ける、拭き続ける、吹き続ける、乗せ続ける、みたいな感じですよね。ともかく何かをし続ける。それが苦痛な人もいるし、それが合ってる人もいて。

ただそういう単純作業な中でも、やっぱり製造業の効率化みたいなノウハウがギュッと詰まってるわけなので、色々勉強になって良かったなと。

期間工の仕事の嫌だった事

ライン作業は時間が経つのがすごく遅い!時計が目の前にある工程なんて地獄そのもの。精神と時の部屋にいるみたい。多能工になれば日によって作業が違うからか、割と早く過ぎて感じる事もあったし、こればっかりは時の運ですね。

日々そんなに嫌だなと感じる事はなかったんですけど、あえて言うなら夏の暑さ、冬の寒さくらいかなぁ。39度の中を出勤したり、-5度でも出勤したり、やっぱりこういう天候に有無を言えないのが大変ですね。どの仕事でも一緒なんですけど。

あとは下の記事に書いたような事かな。

期間工にならなきゃ良かったと思う4つのデメリット

社員登用について

僕自身が感じたことを率直に伝えると、(またまた上からになってしまうけれど)期間従業員からの社員登用は、他の会社への中途採用よりも楽だと思います。

なぜなら、という根拠が組によってしまうんですけど、他のプロパーたちが幼いから。高卒で会社に入ったような人がほとんどだから、言ってしまえば「現場のたたき上げ」というか、とりあえず日々なんとなく過ごしているだけというか。

だから期間従業員だろうと社員より目立つ仕事はしやすいんです。その辺は世間的には「仕事に対する責任感」みたいな一言で片付けられちゃうと思うんだけど、社員を不甲斐ない感じに見せられたら勝ちみたいな。

あとは時の運ですけどね。各部や各課ごとに人事権を持ってる人がいるはずなので、そこまで名前を響かせられれば、みたいな感じ。だから人脈と情報のネットワークは作ってて損は無いかなというのが2年間の推論。

2年間、期間工生活も悪く無いと分かった

本当に人に恵まれたなぁという印象しかありません。最後の最後、期間工仲間のひとりが送別会と称してキャバクラに誘い、支払いをせびらなければ、この2年間はそれなりに良い印象で締め括れたはずでしたw

それでも送別会を企画してもらえたのが意外というか、隅でこっそりタイプで通してきたのに、2年間の労をねぎらってもらいました。

寮の生活も慣れてしまえば、みたいな感じで後半は快適生活だったと思うし、そもそもの目的の借金返済も出来て、気持ちも楽になりました。

作業にも慣れてきた頃のストレスといえば、特徴的な新人のトレーニングと、これまた特徴的な期間工の人との会話くらい。それでも新人はなんだかんだ育つもんだし、特徴的な期間工の彼は傷害事件で解雇されましたし、後半はほんとノホホンと過ごさせてもらった感じです。

期間工生活が良いものになるかどうかは、本当に配属される組の人次第です。それに恵まれたから続けられたと思ってます。

これからは期間工ループにならないように新しい就職先を探すなりしないといけないけど、最後にいうとすれば、聖心清風寮の食堂のメニューでは、炒め物がなんだかんだ一番である、という事でしょうか。

それでは、お疲れ様でした。