期間工ループについて。入る前と後の考え方の変化

2019年9月10日

日々特にやることも定まらず、それでも朝5時起きがやめられない元期間工です。

期間従業員ループについてなんだけども。

別に期間従業員の地位向上を目的にするわけでも無いんだけれども、期間従業員になろうかな、と考えている人たちに少しでも現実的なイメージがつかめることが言えればなと思って。

そういう自分も、期間工になる前は期間工=底辺だって思ってたりしたので。ネットで情報探すとどうしてもそうなりやすいしね。

世間から見る期間工のイメージ

期間従業員については、プラスかマイナスかってイメージで言えば、これはマイナスだと思うんです。世間的な話ですけど。

5ch(元2ch)でも毎度毎度、奴隷の歌みたいなことを書かれるけれども、これもまぁ世間的に見たらそうだろうなと。

ライン作業自体がどうしても単純労働というイメージになるし、単純労働作業者=使えない人っていう図式になってしまう。

ただこれは期間従業員をやったことが無い人の話であって、実際のところはちょっと違う。

目標を持つ人が多い

一番言いたいのはこれ。
・飲食店がやりたいから開業資金をためる×2人
・大学に入りたいから学費をためる×2人
・世界一周したいから旅費をためる←今タイにいる
・株式投資に回す←2016年の利益2000万らしい
・好きなバンドの全国ライブに全部行く
・母へ仕送りしつつ愛知に呼びたい

故郷に残した家族を養うため、という人も数名居て、やっぱり地方だから給料も安いので愛知に出てきたとのこと。

期間従業員って、自由度が比較的高いんですよね。年休とかもゴリ押しすればだけど連休で取れることも多いし、まとまった休みを作ってどこかへ行く、というのは通常のサラリーマンだとなかなか出来なかったりします。

入社数年で年収400万円を超えるというのはあまり無いので、そういう意味で期間従業員は魅力があるんでしょう。

番外編:変わり種の理由

ちなみにこんな人もいまして・・・

・免許取消で会社を辞め、再取得費用のために来た
・日給1万円って毎日パチ屋行けるじゃん
・デリヘル

人生いろいろ。デリヘルエロエロ。

期間工だから出来ない人なんじゃない

話を戻すけど、実際やってみると考え方は変わりますね。

名門大学出てるのに期間従業員やってる、上でいう株の人もいたし、大手企業の倒産からの期間工もいました。もちろん今までずっと期間工しかやってきてないっていう人でも能力が上場企業バリな人もいてね。

一部の人生俺だけ楽するぜって人たちのイメージが強すぎて、それが期間工のイメージになってるんだろうと思う。ていうか半分以上はそういう人たちだし、バスに乗ると動物園かと思う時も少なくない。

だから期間工が全員どうしようもない、派遣村に見られたような人たち、その日暮らしだというイメージで考えを鈍らせているようだったら、その考えは現実とは違うので安心してほしい。

どこに行こうか迷う時は、5chの書き込みの荒れ具合を参考にしたらいいと思います。それがそのまま社内の実態につながると思うので。

再就職するかしないかの判断

期間工のループと言っても、あえてループする人と、ループせざるを得ない人がいるよね。

あえてループするのは地方の出身で家族を養いながらという人とか、縛られるのが嫌な人とか、期間工の気楽な働き方(といったら語弊があるかもしれないけれども)がいい人とかでしょうか。

期間工をやめたけど、翌年の税金がのしかかり過ぎて払えずにとか、外の会社に就職したけど期間工時代から見ると馬鹿らしい額しかもらえないから戻ってきたとか、自分の就職できる中で一番条件がいいという人もいるでしょう。

価値観はそれぞれなので、だからどうだと決めつけられない程の事情があるから、期間工ループ=ざまぁでもないし、悪いと言えるものでも無いなっていうのが率直な感想だし、期間工ループざまぁなスタンスの人は多分期間工になったことが無いんだと思う。

再就職しやすい文言みたいなものは次の記事で書きますね。