読書術の本を読んで見えた読書の苦手克服法
こうして物書きの趣味を持っていながら、実は本を読むのは苦手な私。漫画はともかく活字を見ると眠たくなってしまうのをどうにかしたい!でも、どうにかできるのか?という思いから、キンドルで読書術の本を買いました。
だいぶ前に積ん読(本を買ったはいいものの、読まずに山積みにすること)の本を買っていたので、それを合わせて読んでみました。
苦手なのは小学校時代のせい
まず活字が苦手というのは思い込み。苦手な人の大半は小学生の頃の国語の時間に苦い体験をしているケースがあるらしい。
人前で音読させられてつっかえたり。うまく読めなかったから本が嫌いとか、面白くない文章ばっかりの国語の本が嫌だとか。
そういう子供のころのイメージが大人になっても続いていて、読むのが苦手だと思い込んじゃったパターンが結構あるらしい。
今回キンドルで購入した「本の中身が頭に入ってこない人のための読書のルール」によると、「読みたい本」と「読める本」は一致しないから、自分のレベルに合った本を見つけることが重要らしい。
本が苦手なくせにラノベならスラスラ読めたり、ゲームの攻略サイトをがっつり読めてたりするから、活字が苦手っていうのはちょっと違う人多いはず。
難しいことも簡単な説明なら理解できる
例えば日本経済について勉強したいときに、いきなり専門書を買ってもちんぷんかんぷんですが、池上彰の経済の本を読むとなぜか分かった気になったりします。
池上彰はわかりやすいように解説してくれるし、文字より絵が多かったりするので、簡単に説明してくれる場合は読みやすいと感じる。要はそういう本から入ればいいらしい。
難しいことも自分が詳しければ理解できる
読もうとしている分野に詳しければ詳しいほど、難しい本もスラスラ読めるようになる。
それは難しい本に書いてある内容をじっくり読まなくても、あ〜大体こういうことね、こうすればいいのね、というのが分かるから。
「フルチェインの足並みを揃えるよりも3チェイン+主人公の単独奥義でのDATAバフという考え方に切り替えていった方がいいと思います。」
これはグラブルの攻略サイトに投稿された文章ですが、大半の人は意味不明ですよね。本が読めないというのは要するにそういうことで、グラブルに詳しい人なら、こんな文章なんてことないわけですが、グラブルを知らない人なら少し戸惑う、こんな文章がずっと続く本があったら挫折してしまいます。もちろん興味があるかどうかにもよりますが。
完璧に読もうとすると飽きる
苦手な人ほど、本は大雑把に読むくらいが丁度いいもんです。一字一句完璧に理解しようとすると眠たくなるし。
あぁ大体こんな内容ね、というのが掴めればOK。その本を買った目的にもよるけど。
最初の話になるけど、そもそも小学生時代に完璧に読まなきゃいけなくて苦手意識を持つきっかけになった人の場合は、完璧に読もうとすることそのものに問題があるから同じことの繰り返しになっちゃうし。
完璧に読まない方法
じゃぁ完璧に読まないってどうすんの?って話なんだけど、それは1つは目次を見ること。目次を見れば大体こんな内容ねっていうのがわかる。目次で流れを理解したら、パラパラと読むともなくページめくってみる。
これプライミング記憶っていう記憶術で、1度見たものは2度目は簡単に感じるっていう心理学らしい。
飛ばし読みマジ最高。飛ばし読みしてる間に気になるところがあったら、そこだけ注目すればOK。
イメージとしてはコンビニの雑誌の立ち読み。あれ大体内容わかるよね。買うに値するかしないかみたいな。そもそも興味あるとこしか見ないし。
自己啓発とかそっち系の本だと目次読めば大体のことはわかるようになってるし、目次だったらアマゾンで試し読みで見られることが多いから、それで興味持てそうか見て見るのもアリ。「はじめに」の部分を読めば、読みやすい文章かどうかがわかるから、「はじめに」と「目次」を読めば、読める本かどうかが大体わかるらしい。
全部学ぼうとしなくてOK
「遅読家のための読書術」にも書いてあったけど、どこか1つだけでも、お!っと思うことがあれば、読んで良かったねって本らしい。
全部読み取ってやろうって完璧主義だと、結局あとで何も思い出せないことが多いけど、この本はこの一言がシビレるんだよねってところだけなら、覚えておけそうですよね。
小説とか読み飛ばせない本は焦らない
小説とかだと飛ばし読みができない。そんな時もとりあえず目次を見てパラパラ読みが効果があるらしい。数回パラパラ読んで、そこからじっくり読み。
小説家によっては読みづらい書き方をしている人もいるけど、読みづらいっていうことは「読みたい本」と「読める本」のギャップがあるから諦めよう。もしくはゆっくりじっくり読もう。
読書が苦手な人の克服法まとめ
ていうかここまで読めてる人は活字大丈夫派だろ。原稿用紙4枚分ですよ。
・目次(見出し)を見てあらすじチェック
・ぱらぱら読んで大まかに把握
・完璧に読もうとしない
・いいなと思う文章を1つだけ見つける
苦手克服だと大体こんな感じだった。「君レベル低いのにレベル高い人用の魔術書を完璧に読んだってファイガは使えないよ。とりあえず絵が多くて読みやすいやつ読んでファイアって唱えたら火出るんちゃう?」って言われてる気がする。
誰かケアル頼む。
ディスカッション
コメント一覧
非常に参考になる内容で、自分もすぐに実践したくなりました!
自分は変に完璧主義なので、まずは大雑把にでもいいんで、読んで行こうと思います。
最近、読書の大切さを感じ始めた26歳でした‥。
>>たけやんさま
コメントありがとうございます!ちょっと読みづらいなと自分でも感じるので、そのうちまたリライトできたらと思いますが、完璧主義者は肩の力を抜いて、コンビニで立ち読みしてるような感覚で読めばいいかもです。
読書は大事ですね。今年の後半からは1日1冊レビューをやってみようかなと思ったりしています。「この本が言いたい事ってここなんだな」という段落をまずは覚えていくといいですよ!