世界企業ブランドランキング5位にトヨタ!アジアトップの現場で働く期間工の所感

ニュース関連で久しぶりにトヨタの良い面が出ましたので取り上げます。世界企業ブランドが持っている価値を金額に換算してランキング化したら、トヨタが5位になった、というものです。
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世界企業ブランドランキング

ブランドコンサルティング会社の米インターブランドは5日、2016年のグローバル企業のブランド価値評価ランキングを発表した。トヨタ自動車が前年から順位を1つ上げて過去最高の5位に入り、日本勢首位の座を保った。
トヨタ過去最高5位 日本勢は前年と同じ6社 世界企業ブランドランキング(産経新聞) – Yahoo!ニュース

2000年からインターブランド社(ブランディング調査会社の最大手)が公表しているランキングで今年は17回目。
世界企業ブランドランキングとは、簡単に言うと、グローバルに活躍する企業の中で、一定の名声も得ていて、なおかつ成長を続けている企業のランキングです。

評価する会社の選定基準

· 主要基盤地域(自国)以外での売上高比率が30%以上であること
· 北米・欧州・アジア地域で相応のプレゼンスがあり、新興国も幅広くカバーしていること
· ブランドの財務的評価を実施するために必要な各種財務情報が公表されていること
· 資本コストを織り込んだ経済的利益が長期的にポジティブであること
· 主要基盤地域のみならず,世界の主要な国々で,一般に広く認知されていること
· ブランドが顧客の購買行動に影響を与えていること

2016年ブランド企業ランキングトップ5の顔ぶれ

1.アップル
2.グーグル
3.コカ・コーラ
4.マイクロソフト
5.トヨタ

1位と2位は過去4年間アップルとグーグルの2強状態が続いていて、今回も変わらず。2015年の5位はIBMで、トヨタは今回これを抜き去ってのトップ5入りになりました。
ホンダが21位、キヤノンが42位、日産が43位、ソニーが58位、パナソニックが68位。

トヨタ自動車がアジアトップ、過去最高の5位へ

トヨタ自動車の評価ポイントは主に下記の点。
・市場や顧客からの信頼度が高い
・ダイハツを完全子会社にして成長した
・86、FJクルーザーなど楽しめる車を投入
・意思決定が柔軟かつ迅速
・世界的な影響力が強い
・顧客とのコミュニケーションを重要視
・AI開発の積極的

現場で感じるトップ5の凄さ

あんまり無いですが、強いて言えば国際交流がかなり盛んだなと言うところでしょうか。他の組を見ても、海外からの研修生というか、中国だったりアメリカだったり、海外の工場から研修に来る人が多いなという印象。

そこで彼らが何を得ているのかは分からないし、誰も言葉を理解できないので通訳さんが大活躍している現状があるので、会社が思うほどの効果はまだまだなのかもしれません。

逆に海外出張に行く社員さんも一定数いらっしゃるので、そうした異文化に触れる事がトヨタの国際競争力を高める強みの1つなのかなと思います。

現場レベルで見ると情報共有度の高さだったり、技術力向上への取り組み、QC活動等でしょうか。社員レベルでみると全然町工場っぽいですけどね。そういう意味ではトヨタはまだまだ発展可能性を秘めてると言えるし、標準化や、当たり前なことを当たり前にやる事が一番強いんだなと思います。

ここで働いている事はある意味チャンスなので、色々吸収できたらいいな。