ファインディング・ドリーを見た感想。ドリーはやっぱり室井滋しかない!

この投稿には軽いネタバレが含まれます。ご注意ください。
ドリー

ファインディング・ニモの続編

ファインディング・ニモはディズニーピクサーの代表作の1つ。今回その中のおとぼけキャラのドリーのスピンオフ的なストーリー。本来私はアニメを映画館で見るのはあまりないんですが、ニモは思った以上に面白く、木梨憲武と室井滋の掛け合いが笑えたので、今回それを期待して見に行きました。

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あらすじ


2分ほどの公式あらすじです。ドリーが迷子になっていた事を思い出して両親を見つける旅。認知症レベルですぐに記憶をなくすドリーが家族の絆だけは忘れていなかった、というストーリー。

ストーリーは面白いけど、前作の名作っぷりが際立つ結果に

映画としてはとても良く出来てると思います。でもニモが好きな人なら前作を超える感動は無いだろうと思います。

今作はどこか急いでいるような印象と、狙って笑わせてやろうという意図が透けて見えるようで、前半は少し入り込めないものがありました。部分部分で見ると面白いのだけど、全体で見るとなんか物足りないといいますか。(思い出した記憶はすぐに忘れちゃうから急がないといけない気持ちは分かる笑)

ただ、後半ジンベイザメと白イルカが出てきたくらいからは気にならなくなったのだけど、要所要所に出てくる八代亜紀のくだりは、米国版がどうなってるのか分からないけど、現実に引き戻される瞬間でしたね。一気に日本の物語になったというか。それが笑えた!という声もあるので、単純に自分の沸点が高かったねって事なんだろうけどね。

アシカのキャラは面白かった!タコも良いキャラしてたし、そこは安定のピクサー作品です。

見る価値は十分あると思います

というのも、私の両隣の男性が泣いてたからね!!!その向こうの女性も泣いてたっぽいし、ぼっちな自分は別の意味で泣いてたけど。ともかく笑って泣いてという映画を探しているならこの一本は間違いないと思います。

あくまで前作とくらべてしまうから相対的評価になりますが、この一本を評価するときは「楽しかったね」の一言に尽きると思います。

見に行く方は最後まで絶対に離席されないように!

やっぱり室井滋はおもしろい!


この方、電波少年の企画のころから好きです。裏表がなさそうだし、素が面白い。ドリーのキャラにぴったりだなと改めて感じさせてくれました。ドリーが泳いでるというより室井滋が泳いでる感覚になるくらいぴったり来てた。この人しかいない!

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ちなみにドリーは名古屋港水族館で会えます!

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オープニングショートムービー『ひな鳥の冒険』がやばい

映画の最初に流れるショートムービー。前に何かで見た時は子犬の物語だったけど、今回はひな鳥の物語。正直私は本編よりこっちが感動してうるうるきてた。セリフは一切なくて、ただキャラクターの表情と仕草だけ。だからこそ伝わる『気持ち』が『心』にグッと来るんですよね。

正直これだけ見るだけでも1800円払ってもいいと思うくらい満足出来ると思います。

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