ポケモンGOをやり続けて気づいたメリットとデメリット
ポケモンGOがリリースとなって2週間ほどでしょうか。当初の盛り上がりも落ち着きを取り戻し、とは言え出かけたらとりあえずやる、という人が多いのではないでしょうか。
さて、期間従業員の私は土日をあちこち出かける程度ですが、その時ポケモンGOを起動させ、事あるごとにゲットだぜしてるわけです。まずは私の実績を公開します。
私のポケモンGO
続けてみて感じたメリット
知らない場所の名所が分かる
ポケストップをたどるだけで、知らない場所でもどこに名所があるか分かる。これはすごく時間的節約になる。
知らない穴場的な場所もあったりするので、でかけた先で重宝すると思う。
なんだかんだで歩く
卵をふ化させないといけないので、なんだかんだで歩く効果はある。ポケモンを捕まえるのも、ピッピやコラッタしか出なくてもつい歩いてしまう。最初は電車に乗っていてもカウントされてたけど、あまり出なくなった印象。
仲がよくなる
あまり会話しなかった期間工とも話をするようになった。コミュニケーション手段として、きっかけの一つになったと思うとやってて良かったかなと思う部分である。
土地勘がよくなる
寮周辺の抜け道を知ったり出来たのはメリットだと思う。通られる人からすると迷惑なのかもしれないけれど。
ポケモンGOのデメリット
やっぱりデメリットはあるよね、歩きスマホなんて当然の事は言いません。
ポケストップしか見ない
メリットで言った事と真逆で矛盾するけど、そこに名所的なものがあろうと画面内のポケストップしか見てない。もっと言えば、その辺の地蔵みたいなレベルだともはや現物すら見ず、画面をスライドさせて終わる。
ポケストップを見てしまう
例えば目的地がどこであれ、それはきっと有名な場所のはず。名古屋駅もそう、豊田市駅もそう。水族館も映画館もそう。ついたらまずはスマホでポケストップが多いか見てしまう。
でもこういう目的地での感動は到着より前から始まると思う。初めて行く場所ならなおさらそう。目的の場所、場合によっては夢にまで見たあの場所についた事による高揚感を抑えきれぬまま入場するから、より世界観に入れるものなのに、間にポケモンGOを入れるから冷めてしまう。これは次に挙げるデメリットで詳しく説明する。
道中の記憶が無い
バスでも電車でもポケモンGOしか見てない。初めて訪れる土地で、これまでは車窓を眺めてた。大体こういう町並みなのか、という雰囲気も含めて記憶に残っていくものだと思うし、それが旅だと思う。
でもポケモンGOがあると移動中でもポケストップやポケモンゲットの機会を逃すまいとして車窓を見ない。今回の富士山がそう。道中どんな道を通ったか、どんなお店があるかとか、どんな家並みがあるのかとか、ほとんど覚えていない。もっと言えば、せっかくの五合目の体験も、間あいだにポケモンGOを挟んだせいで、どっぷり富士山体験というより、お試し体験という印象になっている。せっかく非日常的な体験をしているのに、現実に戻るきっかけを自分で作り出している。雄大な景色を前にポケストップを探すがゆえに、いろんな「瞬間」を犠牲にしたのだと思う。テレビCMが頻繁に入るドラマでは感動しづらい状況によく似ている。
旅行でポケモンGOはするな
今回言いたい事はまさにこれ。レアなポケモンを逃がすよりも、貴重な体験を逃がすほうが愚かである。旅行に行くなら旅行気分にどっぷり浸かる。見ていいのはカメラとナビタイムくらい。あとはうつりゆく景色を眺めたり、行き交う人を見たり。とにかく雰囲気が大事だから、それをぶち壊すポケモンGOはすべきじゃない。
わりと地理に強い自分は、一度行った場所ならどこでも自力で行けるくらいの自信はあるが、今回の富士山旅行については全く自信がない。あの交差点になんのお店があったとか、この建物をどっちに曲がったとか、そういうポイントがすべてポケモンGOによって奪われているから。これはすごく後悔している。ポケモンGOをするならポケモンGOのためだけに外出するべき。そうでないなら一切やらない。じゃないと感動を見逃す事になる。
瞬間瞬間を大切にしてほしいから、できれば多くの人にこれは読んで欲しい。
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