期間工で1年近くいるだけなのに、どんどん仲間が減っていく

12月も間近で人肌恋しくなりますね、この季節。

1月からの期間工生活、今年も残す所あと1ヶ月、早い。すこぶる早い。1日1日は異常なほど長いのに、年のせいでしょうか。

満了していくもの、途中で去るもの

1年居るだけで組のメンバーの4分の1くらいは顔が変わったような気がします。社員さんは異動があるし、期間工は辞めていくし。ちょっと気持ちが打ち解けてきたかなというときに、「俺来月末で・・・」みたいなケースがほとんどです。

正直ちょっと悲しい。自分の工程だけでも3人が辞めて行きました。ちなみに来月4人目が異動になるそうです。うーん、これからなんだけど。

体調を理由に辞めて行った人が1人だけで、その他の人は満了で辞めて行きました。期間従業員の入れ替わりは本当に激しいです。個々人の熟練のレベルで言えば、やっと脂が乗ってきたくらいだろうに。

辞めて行く人どうしてるの?

やっと本音が垣間見えたくらいの頃に出ていってしまうもので、本当のことなのかどうなのか、定かじゃないけど、前職に戻る予定という人もいれば、学費が貯まったので大学に行くという人もいるし、お店を開くために修行してくる、という人もいます。もうこんな働き方は嫌だと言う事で職を変えるという人もいました。

先日辞めた方も、個人事業をやるために週末は名古屋近郊のお店を調査してまわり、ある程度の目処もついたということで、どこかのお店で実践を数年した後で開業したいと辞めて行かれました。

別の人は、自動車学校に行って免許を取得すると行っていたのに、退社間際にパチンコで一発勝負、熱くなって・・・な人もいましたが、満了金があるから多分大丈夫だろうと思います。

本当に人生色々です。残された自分は、昨日と同じように、その人がいなくても回るラインにあれこれ思いを馳せながら、せっせと作業しています。その人がいない不思議な感覚もその日のうちに無くなるし、周りもさほど気にもしていなくて、温かいやら冷たいやら良く分からない感覚に陥ります。

かくいう私もいつかはそう思われる側なのでしょうが、期間従業員とはなかなか変わった働き方だなと改めて感じました。

ちなみに、出戻り組が同じ工程に配属されたときの盛り上がりは異常。激戦地から生きて戻った戦士を迎え入れるかのような熱狂が3分くらい湧き上がるも、みんな仕事しないといけないので早々に退散。なんだか本当に不思議な職場です。