トヨタの期間従業員の仕事はきつい？
期間従業員の仕事はきつい？どのくらいきつい？
未経験の段階の私もそういう検索をしましたし、実際に当ブログにもその内容で訪れる方も少なからずいらっしゃるので、今回はこのテーマです。
仕事よりも寮生活がきつい
結論としては仕事よりも寮の拘束生活がきついという声が多いように感じます。仕事がきついなと感じるのは最初の1ヶ月、特にはじめの二週間ほどだと思っていいと思います。
仕事のきつさ、部署にもよるが…
一般的にボデー組付はきつい、という話はよく聞きます。私は組付ではないのでそのキツさは未経験ですが、諸先輩の話によると、やっぱりきついようです。ただ、耐えられないきつさでは無い、という事は異口同音でした。
配属先は選べないが、出来ない職場には行かない
大前提として、配属先は選ぶことはできません。ただ、出来ない職場には配属されないという説明は赴任時の研修で耳にします。
検証のしようもありませんが、赴任時の筋力測定や健康診断の結果をもとに、最適な職場が割り当てられるとのこと。力が必要な職場に筋肉不足な人は配属されない、体が固い人に柔軟性を求める職場は割り当てられない、という建前です。
ただ、絶対にそうなる、とも言えないように思いますし、配属後に部署異動や部内移動があったりすると、相性の悪い仕事が割り振られる可能性もゼロではないです。
仕事のきつさの度合い
まず、少なくとも1日7時間30分働くわけですが、例えば3時間くらいたった段階で「いや俺もう体動かないです！」というようなきつさはありません。7時間30分たった時に「俺もう歩けねぇから帰れないっす…」というきつさもありません。
寮に帰って、風呂に入るのもだるいから取り敢えずもう寝よう、というきつさはあるでしょうし、詰め所からバス停まで足が重い疲れはあると思います。
最初の一ヶ月の壁
最初の一ヶ月がなぜきついかと言うと、今まで使っていない筋肉を使うからです。これは仕事でなくとも部活だとしても同じ。体ができあがるまではきついので、その間脱落しないようにさえ気をつければ、少なくとも仕事がきつくて辞めたい、と思うことはないでしょう。
ただ、体を痛めた場合は別です。個人差がありますから、他の人は大丈夫なのに自分だけ関節痛が出る、という事もあります。体の動かし方には人それぞれ癖がありますから、標準作業を守っていてもあちこち痛くなる事は無いとはいえません。
また、慣れてきた頃に変な癖がついて痛めてしまうこともあります。しかし中小企業は別としてここは大企業ですから、100人が100人、百発百中で体を痛める非人道的作業はほとんど排除されているはずです。ですから何か異変を感じたら、すぐに自分の作業が正しいか見てもらいましょう。
きついからすぐに辞めていくよ
仕事がきついからみんな1ヶ月で辞めるよ！とかネットで検索すると出てきますよね。これはオカルトに近い話。「これは実際にあった話なんだが、（中略）それを見た人はみんな消されちゃったんだって」「へぇ～、で、それは誰が見た話なの？」って事で、1ヶ月で辞める奴が多い職場で君は続いてるんでしょ？って話です。その人だって何も全国ヘビー級チャンピオンの経歴があるような人でもないはずで、要は「仕事はこんなもんだ」と納得できるかどうかが試される職場「も」ある、ということかと思います。
表現するなら「耐えられないほどのきつさじゃない」けど「人によってがグッと来る」という感じでしょうか。
きついならやめとこうかな、の前に
未経験で体力に全く自信がなかった私が言うのも何ですが、きつい職場だけじゃないので、稼がないといけないなら候補から外すべきではないと思いますよ。むしろトヨタは体の異常に敏感な会社ですし、その辺は他の会社以上に対応してくれるはずです。続かないようなら3ヶ月満了すればいいだけですしね。
何より、ブラック企業のような会社で働いてきた経験がある人なら、この環境はむしろ快適にも思えるはずなので、寮生活さえ苦痛でなければ面接に行くべきだと思います。
・・・一日8時間近く立ち作業、同じ作業してたらそりゃそれ相応にきついけど・・・