品質って何?ブランドって何?を考えてみる
面接に出るかもしれませんね!?かもですよ。
質の高い仕事って何でしょうね。そもそも品質ってなんでしょう。「あなたにとっての品質とはなんですか?」と聞かれた時にどう答えますか?
「もっと質の高い仕事をしろ」とはよく言われるけど、質の高い仕事ってなんでしょう。
そもそも、トヨタブランドって一体なんだ?っていうところが解決の糸口です。
こだわりに対する信頼がブランド
ブランド、例えばトヨタとか、ホンダとか、日産とかもそうだけど、ルイヴィトンとかカルビーとか、はたまたイチローとかメイドインジャパンとか、色々ブランドってあるんですけど、ブランドってその人だったり会社が長年こだわり続けてきた精神に対して、外の人達が「あぁ凄いなぁ」と自然と抱く期待感みたいなもの。
トヨタブランドって何かと聞かれた時の答えは人によって少し差が出る時があるけど、大体は会社がCMとか雑誌とかで言ってる事がそのまま刷り込まれるようになってます。
トヨタだと安全性能とか、ホンダだとエンジンが云々とか、マツダだとデザイン性がとか。SONYだと先進性だったり、イチローだと日々の鍛錬みたいなところになってくるんですが、要はその分野は優れていると多くの人が認めるポイントがブランドというもの。
これが、買う側からすると「そこから買えば間違いない」という形になる。
ブランド=期待
買う側からすると間違いないと思っているのに、それを裏切られるとクレームになる。例えばトヨタだとリコールがあると「トヨタだから大丈夫だと思ってたのに」という声が寄せられる。
過小か過大かはさておき、少なからずブランドに対しては期待を持っていて、期待を下回るとがっかりされる。
自分にもブランドを作れる
例えば「私失敗しないので」という人はブランドになる。「一度したミスは二度としない」という人もブランドになる。「改善をずっと考えている」という人もブランドになる。
何か1つでもこだわり続けている事があれば、それはブランドになる。ある分野で「これはあいつに任せれば問題ないだろう」と思ってもらえる働きができるかどうか。
そしてそれを欲しいと思ってもらえれば、正社員への入り口が近付く。普段何気なく働いていてもだめなのは、こういう点が影響しているから。
前の記事にも書いたけど、若さはブランドになる。将来の可能性が見込める、というのは大きな価値なので。
30代後半になってくると、既に自社の精神は理解されている、という前提があるか、現場で即戦力として活躍できるという前提が無いと厳しい、と思う。それもまた自分ブランド。
質の高い仕事は期待を超える仕事
話は最初に戻りますが、「質の高い仕事」というのは、言い方は変になるけど、ブランド力のある仕事、と言い換えられる。
お客さんの期待を超える仕事、という事になる。
じゃぁトヨタの期間工のお客さんって誰だ?っていう話になると、これはずっとトヨタが言ってきた「自工程完結」という精神に基づいて、「後工程がお客様」という事になる。
つまり、後工程が満足する仕事をすることが、トヨタにとっては質の高い仕事、といえる。
後工程が満足する、というのは、自分が担当する工程がまず遅延なく進んでいるということ、そしてミスのないものを流すということ。
究極的には、自工程が無くても良い、後工程が無くても良いように改善することでもあります。
「ことでもあります」とかドヤ顔で言いながらなんなんですけど、こういう事は本にそれっぽい事は書かれているので、正社員への道を確実にしたいならやっぱり会社の本を読み漁るっていうのが一番だと思います。
他業界面接でも「良い仕事の定義」とか「自分を売り込んでみてください」とか、「仕事へのこだわりは何かありますか?」といった質問はあるので、その時はこの記事の内容でカバーできると思います。
何にしても、こだわり続ける、言い続けるっていうのは大事です。「私失敗しないので」って言い続けないと「あいつ失敗しないよなあ」と気づけてもらえないか、気づくまでに時間がかかってしまうので。
自分ブランドに興味があるなら「パーソナルブランディング」で調べてみるのもいいと思います。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません