トヨタ自動車の入社式2019 | 期間工からの登用者数は305人

※アウトソーシングから応募すれば、お祝い金がもらえます。雇用はトヨタ自動車の直接雇用です。いわゆる派遣扱いではありませんのでご安心ください。

2019年4月1日、トヨタ自動車の新入社員入社式が開催されました。

入社総数のうち、期間工登用は16%

中途採用者を含み事務118人、技術526人、業務54人、技能1219人など合計で1917人。このうち期間工からの正社員登用は305人だそうです。

2017年採用(2018年入社式)での期間工からの登用者数は316人なので、現場の採用者数は例年並みという感じですね。

採用者数のうち16%が期間工経験者で、6人に1人ですね。

2013年までは100人以下だった事を考えると、今はまさに期間工バブルなのかもしれません。

これから採用微減の可能性が高い?

2019年以降は世界的な景気の冷え込みが予想されています。2020年にはオリンピックがあるので、日本の景気後退が本格化するのはまだ少し先と見られますが、すでにトヨタ自動車も、組合との話し合いで「生きるか死ぬか」の状況と表現しているので、トヨタとしても財布のひもを引き締める段階に入るかもしれません。

もちろん経営判断として投資に踏み切るとも言えないわけでは無いけれど、定石を考えると今後期間工採用者数は少しずつ減っていくと思われます。

雇い止めの可能性はまず無いと思われる

前回の景気の底になった2009年頃には、雇い止めもありました。あの頃はリーマンショックで、特に商用車の落ち込みが酷かった事もあって緊急事態となりましたが、今は排ガス規制強化等もあって買い替えが見込まれることや、乗用車についても自動運転や5G、IoTなど技術革新が続くので、急激な需要の冷え込みは無いだろうと思われます。

ただし、中国経済の動向や、米国・欧州を発端として世界経済に急ブレーキがかかる可能性は益々高まるので、安心できない状況が今後続くと思われるので、ニュースは良くチェックしておくほうがいいかもしれません。

増税がある場合は駆け込み需要で生産が増えるので良いですが、増税後は景気は冷え込むので、社員試験を狙うなら増税前に駆け込みたいところです。期間工になろうかどうか、迷う場合は増税までに決断したほうがいいです。

これから社員試験を狙う場合に押さえたいポイント

今回の入社式の社長メッセージは社内で回ると思うので、それは絶対に熟読するべきです。

ニュースサイトなどを見ると、社長のメッセージは下記の内容。

目標に向かって努力し続け、いくつになっても成長し続けられる人であってほしい

会社のためではなく、自分自身が必要とされる人になるため、仕事に向き合って

必死に働き、壁にぶつかり、悩み、失敗を繰り返すなかで成長していってほしい

ここから考えられる試験で刺さるポイントは

・あなたが一番頑張ったことはなんですか?
・仕事に対する喜びを感じたエピソードはありますか?
・仕事の中で失敗した事と学んだ事を教えてください。
・今あなたの工程での課題はなんですか?
・あなたにとって働くこととはなんですか?

このあたりでしょう。

期間工から入社を狙う人向けの記事は以下をご参照ください。2019年にトヨタへ入社された皆様、おめでとうございます!