忘年会に出ないのはエゴなのかもしれないと思った件について
12月に入りまして、僕の組でも忘年会がありました。僕はこういう会にはほとんど出ません。時間の無駄だと思っていたから。それが今回改められたという話です。
ここで出会う奴なんてどうせ大した事ない
正直な事を言えば、期間従業員になっているこの時間を自分は何より消し去りたいくらいに思ってるところがあるし、僕は人との付き合いは自分にとって得か損かという点でしか判断しないところがあるから、結果としてこういう会は時間の無駄だと判断して、いつも欠席と決めてた。どうせ大した事ない人達なのだから、親睦する必要などない、そういう思い上がりを感じていた時期もあった。
事実今までにも何回か、親睦会や誰かの送別会などの出欠確認があったけど、それはことごとく欠席してきたし、別にそれについて何を言われる事もなかった。
唯一出席したのは想像以上に親しくなった研修生で、彼の送別会だけは出席して見送った。これは自分にとっても大切であって、心から送り出したいと思えたから。
番号もアドレスも教えていない
こういう事を書けば、寂しい奴だなと思われるし、事実その通りで反論の余地も無いんだけど、期間工を辞めて1ヶ月以上経過したときに誰かから連絡が来る事があるのだろうか?あとに残るのは大量の連絡しないアドレスばかり。それが僕は余計寂しいと感じるたちです。
だから連絡が来ると思える人しか連絡先を交換しないと決めてるんですが、今のところその研修生だけでした。ちなみに彼は僕のほうが刺激を貰えるという理由でつながっていたい唯一の人物。
忘年会に不参加だった私にかけられた言葉
忘年会ってその年の忙しさを忘れるための宴なんだけど、忘れたくなるほど忙しくもないし、っていう言い訳を自分に言い聞かせながら今回も不参加にした。出欠確認表が出てすぐに不参加にチェックしたし、そのことについて直接問いただされる事もなかった。
そして週が開けたときにかけられた言葉。
「昨日来なかったよね?」
あぁ~、こういうの面倒くさいな、一瞬そう思った。
「◯◯さん寂しがってたよ」
( Д ) ゚ ゚ !?
ちょっと耳を疑いました。なんで?って聞き返したと思う。とにかく意外でビックリした。こういう事もあるんだって思いながら、とりあえずすみませんって言って誤魔化してたら、今度は別の人が「昨日なんで来なかったの?組長ともっちゃんの話で盛り上がったのに。」
( ゚д゚)ポカーン
「(異動した)◯◯君会いたがっとったよ」
(゚д゚)!
なんなの?忘年会で俺の話しかしてないかのようなアピールはなんなの?今まで無かった反応にかなり驚きながら、今更ながらに思った。
行事は参加することは、例え中心的人物じゃなくても、自分が居る、ただそれだけで、場の違和感が無くなるんじゃないかって。他の人に「なんで来てないの?」と思わせない事も大切なんじゃないかって。行かない選択肢は楽だけど、それだけで判断しちゃダメなのかもしれないなって思いましたね。
いつの間にか組の一員として認識してもらえてる事に嬉しさと申し訳無さを感じながらも、新年会は必ず!そう約束した12月のある日でした。
本当にいい人たちに恵まれました。それは心から感謝です。