新卒で期間工になる選択肢は絶対におすすめしないし勿体無い

2019年9月10日

次の春に大学を卒業予定ですが就職先が決まらない。期間工になるか迷っている。

そんなメールが届いていたので、やめるように全力で返信したのでその話を。

新卒のブランド力は大学名では決まらない

いわゆる学歴フィルターがかからない限り、新卒である限り有名大学であろうが無名大学であろうが、行けない会社はありません。

一部上場企業だろうがIT企業だろうが全然行けます。大学名じゃないんです。ただ研究職に代表される理系分野は実力が伴わなければ行けませんけど。

でも大抵の新卒の就職活動は「やる気一本釣り」で行けます。やる気さえ伝わればいいんです。こいつはやってくれる、そう思わせればいいだけです。本当にそれだけ。

期間工では得られない経験

新卒は新入社員研修が受けられます。これは期間工になっては絶対に受けられない、その後の社会人人生を左右する一般常識を身につける貴重な場所。

受けてる最中はものすごく、とてつもなくつまらない時間なんですけど、それでも振り返ってみると、あの時の経験があったから、という三つ子の魂を植えつけられるはずです。

期間工になってみるとよくわかりますが、工場は、敬語や礼儀といった一般常識が極めて希薄な環境です。期間工になると再就職が厳しいという人は多いですが、「そりゃそうだろ」というのが率直な感想。目上との会話術や食事マナー、電話応対や報連相といったことは全て新卒だからもれなく得られる経験です。

期間工から正社員になったとしても、それは得られるものではありません。教育の方針が異なるからです。トヨタであってもそうで、本社採用の新卒教育のカケラさえもらえないのが工場の期間工からの叩き上げ、野放し状態とまでは言いませんが。

新卒マーケットが終盤である焦りは不要

焦りは考えるだけ無駄です。プラスどころかマイナスです。必要なのは戦略と自信ある感じだけ。諦めて期間工になるくらいなら中途採用から門を叩いたほうがまだマシです。

企業はある程度の融通は効くわけですから、ギリギリまで諦めるべきではありません。期間工にはいつでもなれますが、新卒は今この時だけしかありません。

でも、稼ぎの額だけで期間工を選びたいなら、期間工が合ってると思う。

ていうか、あれだけ長い文章の返事を送ったにも関わらず、お礼の一言すら返さないのがもう受からない理由そのものだと思うんだけど、今時そんなもんかな。

29歳くらいまでは諦めるには早すぎ

高卒だろうと大卒だろうと、25歳までのマーケットはまだまだ開かれていて、企業はこの年代に対して即戦力なんて求めてはいません。求めているのは一般常識と根気ある若者であって、期間工やってたから厳しいわけではなく、そもそもその人の人間性が厳しいんじゃないかって話です。

今や29歳まで非正規雇用で働いていても正社員採用したい会社が増えているのはニュースを見ても、採用ページを見ても、経済の本を読んでも明らかです。

東京都内の求人なら↑だと奨励金も出ます。ちなみに転職サイト大手のDODAの運営するサービスなのでその辺は安心だし、東京近郊に住んでないけど聞いてみたい場合はDODAに聞くのが一番効率的。

さまざまな事情でニートやフリーター状態になっている29歳以下の正社員就職を応援するビジネスまで立ち上がっているくらい、今は人手が足りてないのを知ってますか?

有効求人倍率が1.5を超えてるのはニュースでも流れるけど、企業側が心配しているのはこれから先の超人手不足時代。ともかく真面目に働いてくれる人が欲しい、それが今多くの企業に共通する問題点。これを活かさないで期間工は勿体無い。

29歳以下で、少なくとも25歳前後までで、俺の人生おわたとか、期間工ループしようかなというのはもうほんと勿体無い話。一度は真剣に自分を育ててくれる会社を通してみて、それでも社会人経験は向いてないな、と思った時に期間工は検討してみればいいと思います。

30歳が一般的に期間工から正社員になりやすい都市伝説と言われてますから、少なくとも28歳くらいまでは他の可能性を探ってみるほうが、僕は賢い選択かなと思います。

期間工の中には快適さと収益性から期間工をすすめる人もいますけど、このご時世に20代で非正規をわざわざ選ぶ理由は、自由を追い求める以外にはあまりないかなぁと思います。それよりも今ある20代ブランドを全力で活かす方が、将来的に見てプラスなんじゃないかと。

一つの参考意見として。ともかく、新卒で期間工には、なるな!

余談:期間工から社員になる選択肢

無いわけではありませんが、やはり一度は新卒研修を受けるべきだと思います。ここまで働いてみての憶測ですが、期間工から社員になる最も重要な資質は「一般常識」があるかどうかです。この一般常識はSPIとかではなく、あくまでも社会人としての資質。

若いほど受かりやすいと思いますが、あくまでも時の運。少しでも可能性を上げたいならこちらの記事をどうぞ。